ビデオ鼻咽喉スコープシステム DEFINA

高精細な画像を実現したVNL11-J10、先端外径φ2.4㎜を実現したVNL8-J10、
異物回収や生検が可能なVNL15-J10、特徴あるスコープラインアップを用意。
より快適な検査を実現するために、
これまで培ってきた先進技術を結集して生まれた
ビデオ鼻咽喉スコープシステム “DEFINA”。
微小・微細な病変の確認を容易にする高精細画像、
特徴あるスコープラインアップが
ストレスの少ない内視鏡検査をサポートします。

VNL11-J10の画像

VNL11-J10の画像

High Definition
高精細画像

ノイズリダクション処理の最適化やスケーリングアルゴリズムの改善により、細部までクリアな画像を実現しました。微小・微細な病変の確認を容易にする高精細画像が精度の高い検査・診断をサポートします。

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VNL11-J10/8-J10の先端イメージ

VNL11-J10/8-J10の先端イメージ

Fundamental Function
基本性能の向上

スコープとプロセッサの基本性能を向上させました。HD出力による16:9表示、輝度補正機能、フリーズスキャン機能などを搭載。観察用スコープは、従来機種より細径化を実現。先端部に透明樹脂を採用したことにより、配光性能も向上しています。

TE画像

TE画像

Image Enhancement Technology
i-scanを標準搭載

SE(表面強調)、CE(コントラスト強調)、TE(トーン強調)の3つのモードを標準搭載。病変の発見や特定に効果を発揮します。

細径観察用PENTAX Medical ビデオ鼻咽喉スコープ
VNL11-J10

高精細な画像を実現

先端外径φ3.5㎜、軟性部径φ3.6㎜を実現しました。

先端部に透明樹脂を採用し、配光性能を向上しました。

電気コネクタとライトガイド差込部を分岐したことにより、ストロボ光源装置に接続することが可能です。

超細径観察用PENTAX Medical ビデオ鼻咽喉スコープ
VNL8-J10

先端外径φ2.4㎜を実現

先端外径φ2.4㎜、軟性部径φ2.9㎜を実現しました。
小児や鼻腔の狭い患者でも容易に挿入することができます。

先端部に透明樹脂を採用し、配光性能を向上しました。

電気コネクタとライトガイド差込部を分岐したことにより、ストロボ光源装置に接続することが可能です。

処置用PENTAX Medical ビデオ鼻咽喉スコープ
VNL15-J10

高い処置性能

先端外径φ4.8㎜、軟性部径φ4.9㎜を実現しました。

生検等の処置や粘液等の吸引が可能なφ2.0㎜のチャンネルを装備。高周波処置具も使用可能です。

単回使用吸引ボタンの採用により、感染リスクを低減します。

VNL15-J10の単回使用吸引ボタン

VNL15-J10の単回使用吸引ボタン(OF-B205)

主な仕様

 VNL8-J10VNL11-J10VNL15-J10
視野角 80°(直視) 80°(直視) 80°(直視)
観察深度 3~50㎜ 3~50㎜ 3~50㎜
湾曲角 Up:130°・Down:130° Up:130°・Down:130° Up:130°・Down:130°
先端外径 φ2.4㎜ φ3.5㎜ φ4.8㎜
軟性部径 φ2.9㎜ φ3.6㎜ φ4.9㎜
チャンネル最小径 - - φ2.0㎜
有効長 300㎜ 300㎜ 300㎜
全長 500㎜ 500㎜ 575㎜
接続可能なビデオプロセッサ EPK-i7010*1、EPK-i7000(A)、EPK-i、EPK-3000、EPK-1000

*1 OE(Optical Enhancement)はEPK-i7010との組み合わせでのみ使用可能です。
販売名「PENTAX Medical ビデオ鼻咽喉スコープ VNL8-J10」
医療機器認証番号: 227AGBZX00110000
販売名「PENTAX Medical ビデオ鼻咽喉スコープ VNL11-J10」
医療機器認証番号: 227AGBZX00111000
販売名「PENTAX Medical ビデオ鼻咽喉スコープ VNL15-J10」
医療機器認証番号: 228AGBZX00037000

PENTAX Medical ビデオプロセッサ
EPK-3000

ワイドモニタに高解像出力が可能
レバー方式のスコープ着脱機構を採用

16:9表示

ワイドモニタ表示に対応した16:9フォーマットの映像出力が搭載されました。16:9表示により、内視鏡画像上に患者情報やフリーズ時の子画面が重ならないレイアウトを実現しました。

輝度補正機能

輝度補正機能を使用することにより、従来では奥が暗くなりがちな場面においても、常に適切な明るさで観察することが可能となります。

輝度補正 OFF

輝度補正 ON

フリーズスキャン機能

フリーズの際、メモリに蓄積された観察中の画像をスキャンし、その中から最もブレの少ない画像を抽出します。

i-scanを標準搭載

SE(表面強調)、CE(コントラスト強調)、TE(トーン強調)の3つのモードを標準搭載。病変の発見や特定に効果を発揮します。

USBメモリに静止画を記録可能

USBメモリに静止画を記録することが可能です。外部周辺機器を使用することなく、高精細な内視鏡画像を簡便に記録できるため、学会発表などで活用できます。

PCに静止画を転送可能

LAN経由で静止画をPCに転送することが可能です。

*すべてのネットワーク機器との接続を保証するものではありません。

主な仕様

EPK-3000
撮像方式 カラー単板方式
照明機能 ランプ:150Wキセノンランプ
補助灯:3W白色LED
送気機能 エアポンプシステム:DCダイヤフラム
送気圧:45~70kPa
送気量調節:5段階
送水機能 送水タンク:200mL
ビデオ信号 DVI:2系統
RGB:1系統、Y/C:1系統、VIDEO OUT:1系統(SYNC OUTと選択式)
同期信号 SYNC OUT:1系統(VIDEO OUTと選択式)
制御系信号 RS-232C:1系統、RJ45(LAN):1系統、リモート:3系統、キーボード:1系統、USB:2系統(USB2.0準拠)
画像記録機能 記録メディア:USBフラッシュメモリ
記録形式:BMP、JPEG(圧縮率を2段階から選択可能)
電源 電圧:AC100~230V
周波数:50~60Hz
定格入力:360VA
外形寸法(突起部除く) 330(W)×165(H)×435(D)mm
質量 13㎏
適用スコープ*2 ビデオエンドスコープ:当社製70K/80K/90K/K10/J10/Sスコープ
ファイバースコープ:当社製ファイバースコープ(ビデオモジュールを介する)
ビデオモジュール:当社製ビデオモジュール

*2 70K/80K/90Kスコープ、ファイバースコープ、ビデオモジュールの中には、非対応の製品があります。
「DEFINA」は「PENTAX Medical ビデオプロセッサ EPK-3000」の愛称です。
販売名「PENTAX Medical ビデオプロセッサ EPK-3000」
医療機器認証番号: 227AGBZX00102000

PENTAX Medical
カメラヘッド
PVK-J10

硬性鏡やファイバースコープと接続し、モニタ上での観察を可能にします。光学ズーム機能により、画質劣化のない拡大観察が可能です。

PENTAX Medical
フットスイッチ
OS-A106

EPK-3000用のフットスイッチです。ペダル操作により、割り当てた機能を実行することが可能です。

主な仕様

PVK-J10
光学システム 2倍ズームレンズ
リモートボタン 3個
寸法(コントロールヘッド部) φ35x122.3mm
質量(コントロールヘッド部) 135g(AP-RV3を接続した場合:220g)
全長 2500mm
視度調整範囲 +4~-4Dptr.
カメラヘッドのコントロールヘッドにあるフォーカスダイアルで調整
適用スコープ 硬性鏡または硬性鏡接眼を持つファイバースコープ
接続可能なビデオプロセッサ EPK-i7010*3、EPK-i7000(A)、EPK-3000

*3 OE(Optical Enhancement)はEPK-i7010との組み合わせでのみ使用可能です。
販売名「PENTAX Medical カメラヘッド PVK-J10」
医療機器届出番号: 13B1X00253800072